ベスト・セレクション

鄧麗君( Teresa Teng ) ベスト・セレクション歌詞
1.ふたたびの

作詞:来生えつこ
作曲:TAI

ネオンの溶け合う裏道で 偶然にあなた
三年ぶりだわあの日から 恨みもしたわ

うろたえた素振りには 昔の名残り
目くばせで読めたのよ あなたの心

ふたたびの 夢はどうかしら
ふたたびの 愛はあるかしら
くみ交わすお酒少しずつ
想い出ほぐしてくれそう

照れた瞳 頬の感じ
変わらないあなたがいる 負けそう恋心

少しやせたねと言うあなた うなずいた私
ずるいじゃないのと言う私 うなずくあなた

グラス越し遠い日の ときめき映り
半分は許してる 女の弱さ

※ふたたびの 夢はどうかしら
ふたたびの 愛はあるかしら
てのひら重ねた瞬間に
抑えた想いこみ上げる
涙よりも 笑い顔で
こたえたい私だけど 負けそう恋心※

(※くり返し)


2.旅人

作詞:羽岡仁
作曲:三木たかし

もしも何処か遠くの街で
噂聞いてくれたら
すぐに便り とどけてあなた
私待つわ一人で
側にいれば
それだけで他に 何も欲しくない
一途なこの想い 分って下さい
あなたの愛だけを
追いかけて行く 私は旅人

二人だけの想い出ばかり
今は寒いこの部屋
ドアの外に足音聞けば
胸が弾む私よ
たとえどんな 悪口云われても
耐えて生きるわ
一途なこの想い 信じて下さい
あなたに逢えるなら
何処へでも行く 私は旅人

窓の外の冷たい雨が
今日も胸に降り込む
こんな月日指折り数え
待てというのでしょうか
涙こらえいつか
逢える日を 暖めています
一途なこの想い かなえて下さい
あなたに生命まで
捧げても行く 私は旅人


3.つぐない

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

窓に西陽があたる部屋は
いつもあなたの 匂いがするわ
ひとり暮らせば 想い出すから
壁の傷も 残したまま おいてゆくわ

愛をつぐなえば 別れになるけど
こんな女でも 忘れないでね
優しすぎたの あなた
子供みたいな あなた
あすは他人同志になるけれど

心残りは あなたのこと
少し煙草も ひかえめにして
過去に縛られ 暮らすことより
わたしよりも可愛い人 探すことよ

愛をつぐなえば 重荷になるから
この町を離れ 暮らしてみるわ
お酒のむのも ひとり
夢を見るのも ひとり
あすは他人同志になるけれど

愛をつぐなえば 別れになるけど
こんな女でも 忘れないでね
優しすぎたの あなた
子供みたいな あなた
あすは他人同志になるけれど


4.笑って乾杯

作詞:山口あかり
作曲:川口真

笑顔にかくしてた
涙の跡を あなたはみつめてた
笑って乾杯ね グラスとグラス
冷たい残り火を かきたてた

女の幸せって小さなことね
この手をのばせば
いつでもあなたが傍(そば)にいた
窓辺に雪がふり
あなたの汽車がでる
わかれの夜よ

誰かを待つことに
いつしか慣れた 女はどうするの
乾いた唇に やさしくしみる
あなたのぬくもりを 探すでしょう

女の幸せって小さなことね
扉の向こうに
いつでもあなたがやって来た
窓辺に風が舞い
あなたの汽車がでる
わかれの夜よ

女の幸せって小さなことね
命の果てまで
あなたと一緒の夢をみた
窓辺に灯はうるみ
あなたの汽車がでる
わかれの夜よ


5.愛人

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

あなたが好きだから それでいいのよ
たとえ一緒に 街を 歩けなくても
この部屋にいつも 帰ってくれたら
わたしは待つ身の 女でいいの

尽くして 泣きぬれて そして愛されて
時がふたりを 離さぬように
見つめて 寄りそって そして抱きしめて
このまま あなたの胸で暮らしたい

めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの
何も言わずいてね わかっているわ
心だけせめて 残してくれたら
わたしは見送る 女でいいの

尽くして 泣きぬれて そして愛されて
明日がふたりを こわさぬように
離れて 恋しくて そして会いたくて
このまま あなたの胸で眠りたい

尽くして 泣きぬれて そして愛されて
明日がふたりを こわさぬように
離れて 恋しくて そして会いたくて
このまま あなたの胸で暮らしたい


6.雨に濡れて

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

冷たい雨に濡れながら さまよう仔犬みたいに
わたしは捨てられたのね 理由(わけ)も話さず
行きかう人は急ぎ足 家路をたどるけれども
わたしは雨の街角たたずむ
あの日のようにあなたもう一度だけ
わたしの唇をふさいでほしい
そして嘘だとわたしのこの身体(からだ)
息も出来ないぐらい抱いてよ
冷たい雨に傘の花 咲かせてくれた人さえ
今では探せはしないこの街

冷たい雨は降り続く 涙がかれるときまで
わたしのこの悲しみを 知るように
あの日のようにあなたはもう一度だけ
わたしの耳もとで名前を呼んで
そして嘘だとわたしのこの髪に
そっと指をうずめて抱いてよ
冷たい雨に傘の花 咲かせてくれた人さえ
今では探せはしないこの街


7.時の流れに身をまかせ

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

もしも あなたと逢えずにいたら
わたしは何を してたでしょうか

平凡だけど 誰かを愛し
普通の暮らし してたでしょうか

時の流れに 身をまかせ
あなたの色に 染められ
一度の人生それさえ 捨てることもかまわない

だから お願い そばに置いてね
いまは あなたしか 愛せない

もしも あなたに嫌われたなら
明日という日 失くしてしまうわ

約束なんか いらないけれど
想い出だけじゃ 生きてゆけない

時の流れに 身をまかせ
あなたの胸に より添い
綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ

だから お願い そばに置いてね
いまは あなたしか 見えないの

時の流れに 身をまかせ
あなたの色に 染められ
一度の人生それさえ 捨てることもかまわない

だから お願い そばに置いてね
いまは あなたしか 愛せない


8.黄昏

作詞:荒木とよひさ
作曲:川口真

黄昏には 別れの涙が似合う
過去を乗せた バスを見送れば
家路を急ぐ 人ごみにまぎれ
悲しみの捨て場所を 探して歩くけれど

※私には帰る あなたの胸がない
想い出がゆれる あの部屋だけね
私の心は ただ迷子の様に
ひとり街をさまよう あてもなく※

惜別には 古びたピアノが似合う
水で割ったお酒 飲みほせば
またひとつだけ 悲しみをならべ
止まり木にため息を 落してしまうけれど

私には話す あなたの肩がない
指先でゆらす このグラスだけ
私の心は ただ無口なままで
ひとり夜更けさまよう あてもなく

(※くり返し)


9.スキャンダル

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

あなたの背広の移り香は
きっとどこかの綺麗な人でしょう
三茶 下北 それとも 吉祥寺
子供のように はしゃいでいたのね

スキャンダルなら 男の勲章
迷子にならずに 帰ってきてね
お酒もいいの 噂もいいの
私のことを忘れていないなら

あなたの好みのお相手は
髪を肩まで伸ばした人でしょう
恵比寿 十番 それとも 西麻布
夢人みたいに 時間を忘れて
スキャンダルなら 男のロマンス
夜明けの前には 帰ってきてね
お酒もいいの 噂もいいの
私のことを忘れていないなら

スキャンダルなら 男の勲章
迷子にならずに 帰ってきてね
お酒もいいの 噂もいいの
私のことを忘れていないなら


10.傷心

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

あなたを失くしても きっとひとりで生きれるけれど
もうしばらくは誰かと 逢うことさえつらいの
誰もいない部屋の 鍵をひとりで回しても
あの日の暮しに 戻れはしないふたり

※愛に傷ついても 心だけは変わらない
あなたのぬくもりを憶えてるわ この指さき
哀しみはいつも あとからついてくる
涙と道づれに※

あなたの優しさは いつもどこかで罪をつくるわ
もう電話もかけないで うしろ髪をひかれる
ひとり暮す部屋の 窓のレースのカーテンが
陽に焼けたままで 想い出ゆらしている

愛に傷ついても 心だけはいつの日も
あなたの面影を探している 朝な夕な
哀しみはいつも あとからついてくる
涙と道づれに

(※くり返し)


11.別れの予感

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから
どこへも行かないで 息を止めてそばにいて
身体からこの心 取り出してくれるなら
あなたに見せたいの この胸の想いを

教えて悲しくなる その理由
あなたに触れていても
信じること それだけだから
海よりも まだ深く
空よりも まだ青く
あなたを これ以上 愛するなんて
わたしには出来ない

もう少し綺麗なら 心配はしないけど
わたしのことだけを 見つめていて欲しいから
悲しさと引き換えに このいのち出来るなら
わたしの人生に あなたしかいらない

教えて 生きることのすべてを
あなたの言うがままに
ついてくこと それだけだから
海よりも まだ深く
空よりも まだ青く

あなたを これ以上 愛するなんて
わたしには出来ない

あなたを これ以上 愛するなんて
わたしには出来ない


12.酒醉的探戈

作詞:張宗榮
作曲:陳金明
編曲:江建民/洪信傑

我醉了 因為我寂寞
我寂寞 有誰來安慰我
自從你 離開我 那寂寞 就伴著我

如果沒有你 日子怎麼過
往日的舊夢 好像你的酒渦 酒渦裏有你也有我
酒醉的探戈 酒醉的探戈 告訴他不要忘記我
啊........酒醉的探戈

**
我哭了 因為我寂寞
我寂寞 有誰來安慰我
自從你拋棄我 那淚水 就伴著我

如果沒有你 日子怎麼過
往日的舊夢 好像你的酒渦 酒渦裏有你也有我
酒醉的探戈 酒醉的探戈 告訴他不要忘記我
啊........酒醉的探戈


13.恋人たちの神話

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

子供たちがベットで 夢の箱舟に乗るころ
時は悲しみだけを 脱ぎすてて
明日に 着換えるけど
もしも生まれ変わって ちがう人生があるなら
青い空を 自由に泳いでる
鳥になってみるけど
愛されて 傷ついて
死にたくなるほど 泣きぬれても
この世に 私を 授けてくれただけで
涙を連れ添う そんな生き方もある

硝子窓に夜明けの やわらかな陽ざしが差せば
時は小さな未来 用意して
今日に 目覚めるけど
めぐり逢って別れるそれが人の運命ならば
花のように 綺麗なときだけを
過去に残す それだけ
愛されて 傷ついて
死にたくなるほど 泣きぬれても
心と身体は 切り離せないけれど
昨日を見捨てる そんな生き方もある

この世に 私を 授けてくれただけで
涙を連れ添う そんな生き方もある


14.硝子の摩天楼

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

この都会は 硝子の摩天楼
人はみんな 悲しみの迷い子
追憶をあしたに 塗り変えて
生きることの意味さえも 忘れてる

※眠りなさい 子供のように
生れ変わるなんて 出来ないから
眠りなさい 時のベットに
疲れた身体よこたえて※

陽が沈む 心の海の中
人はみんな 幸福の落し子
一秒の過去さえ 置き忘れ
愛することそれさえも 傷つける

眠りなさい 子供のように
何も知らず そっと息だけして
眠りなさい 星の窓辺に
悲しい心 よこたえて

(※くり返し)


15.香港~ホンコン


16.星のしずくに濡れて

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

あなたを見つめて あなたにふれて
星のしずくに濡れ 時間を止めたい
夜空の星座より 遠くの彼方へ
宇宙の果てまでも ついてゆきたい

こんなに愛が悲しい理由(わけ) あなた教えて
涙よりも熱い想い どこからくるの
生まれる前に 約束した そんな気がする
だからいつも離さないで わたしのことだけ

あなたの瞳で あなたの胸で
夢が消えないよう わたしを映して
はかない流れ星 つかんでみるより
ささやく言葉だけ 信じたいから

こんなに愛がふるえる理由(わけ) あなた教えて
あしたよりも 遠い未来 どこかにあるの
あなたとならば死んでもいい そんな気がする
だからいつも離れないで わたしのそばから
だからいつも離さないで わたしのことだけ


17.テレサ・テンのコメント